めぐみは 鷹揚 おうように構えているが、希里子には激しい動揺が窺えた。 読み方が容易な漢字ではありませんが、「たかあげ」と訓読みしないように気をつけましょう。 … 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 第1話』 より引用• 氏の胸には朝からの、いやふた月この方の苦しさを感じる健康が、次第に回復してきた。 実際に 「鷹揚な人」「鷹揚な人柄」「鷹揚な性格」などように、相手の長所を挙げる時に使うことも多いです。
もっと「鷹揚」の類語 大らか (意味:心がゆったりとして、せこせこしないさま) 「子供が大らかにのびのびと育つ」 悠然 (意味:物事に動ぜず、ゆったりと落ち着いているさま) 「彼は遅刻しても、悪びれる様子もなく悠然とやってきた」 おっとり (意味:人柄・仕草などが、落ち着いていてせこせことしないさま) 「彼女はおっとりとしている」 自然体 (意味:気負いのない、自然な態度) 「彼女の前だと自然体でいられる」 マイペース (意味:自分に合った進度・方法) 「彼は非常にマイペースだ」 伸びやか (意味:心が穏やかで生き生きしているさま) 「彼女の子供はぐんぐん伸びやかに育った」 寛容 (意味:心が広くて、よく人の言動を受け入れること) 「多少苛ついてしまうが、寛容でいる」 ラフ (意味:大まかなさま。
もっとそういうこともあるだろうと、皆、最初のうちは 鷹揚 おうように構えていた。 … 奥田英朗『ララピポ』 より引用• 子供のいたずらを鷹揚に見過ごす。 「鷹揚」の語源は中国最古の詩集「詩経」 「鷹揚」の語源は中国最古の詩集「詩経」の中にありました。
もっと鷹揚な性格であるため、職場でも高評価を得ている。 鷹という字を当てた「鷹揚(おうよう)」という言葉があります。 大人というものは謙譲の徳を持ってはいるが 恰幅 かっぷくよく 鷹揚 おうように構えているべきとされ、角先生の場合あまりに 遜 へりくだり過ぎて大人らしくないというのである。 本田靖春『誘拐』 より引用• そんなふうにディーラーの交代を告げた。
もっと上司は決して部下のミスを責めることはせず、鷹揚に許した。 チームが失点しても、監督は 鷹揚自若 おうようじじゃく としていて、とても頼もしい。 … つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』 より引用• 不安におびえている私との対比が描かれていますね。
もっと「鷹揚」とは、読んで字のごとく「鷹が飛揚すること」であり、つまり、鷹が空高く大空に上がり、ゆうゆうと優雅に舞う姿そのものなのです。 男は一つうなずくと、全カードを、テーブルの下の使用済みカード入れに放り込んでしまった。 … 群ようこ『無印失恋物語』 より引用• 心のひろいこと) 「随分と広量な人物である」 寛大 (意味:度量が大きく、思いやりがあり、むやみに人を責めないこと) 「寛大な処置を施す」 「鷹揚」の対義語 器が小さい (意味:人格や器量、才能が乏しいさまなどを表す) 「部長は本当に器が小さい」 偏屈 (意味:性質がかたくなで、素直でないこと) 「偏屈な人は対応に困ってしまう」 狭量<きょうりょう> (意味:人を受け入れる心が狭いこと) 「上司は狭量で、なかなか自分のミスを認めない」 せせこましい (意味:考え方や性質などがこせこせして、心にゆとりがないさま) 「そんなせせこましい考えをしていると、みんなから嫌われてしまうよ」 頑迷 (意味:かたくなでものの道理がわからないこと) 「頑迷な人を説得することは非常に大変だ」 けち臭い (意味:心が狭く、こせこせしている) 「なんてけち臭い奴なんだ」 意地っ張り (意味:こうと思ったことは、よくても悪くても押し通すこと) 「先生は意地っ張りでわがままな私にも優しくしてくれる」 「鷹揚の精」とは? 「鷹揚の精」とは、バレエ『眠れる森の美女』に出てくる妖精の一人です。
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